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(40)北の教会・北欧の旅

エルミタージュ美術館を横目に見ながら、ティータイムしましょ。
ってことで、文学喫茶(リテラトゥールノエ・カフェ)へ。

なんだか微妙なネーミングだけど、詩人プーシキンも通った由緒正しいカフェでお茶。

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店内は落ち着いた雰囲気。

寒かったので、ココアをオーダーしたら、お姉さんに
「That's all??」
つまり「食べ物は頼まないの?」という意味みたいなんだけど...

ココアと一緒に食べる物って....??
マシュマロとか、あっさり味のクッキーぐらいしか思いつかない。
でもメニューには、ボルシチ系ランチとか、こってりケーキとか。
う~~~ん..選べない....


体も温まって、休憩もできたので町歩き再開です。

ネフスキー大通りを東に進んで、小さな川(モイカ川)を渡ると右手がユスーポフ宮殿。
ここ、ユスーポフ公爵家よね。

オルフェウスの窓で、記憶喪失になったユリウスが暮らした、レオニードの家よね。
ちなみに、ネフスキー大通りの一本南側の通りが、ゴロハヴァーヤ通り。
アレクセイの家(ミハイロフ公爵家)があったところだわ~~~。
と、オルフェウス妄想全開!!



その先が、カザン聖堂。
かすかに聞こえるトランペットは「ある愛の歌」のメロディーです。
音のするほうに行ってみました。

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寒くて足を止める人はいませんが、うす曇のお天気にマイナーのメロディーは、ツボです。
思わす足元の楽器ケースに、100ルーブルコインを入れて聴き入る私です。
曲は、シャンソン「枯葉」に。
いや~~ん、ツボすぎて泣いちゃう。

後ろ髪を引かれつつ、聖堂の中へ。

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地域の人たちの、祈りの場です。

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足元を猫が横切っていきます。
聖堂に住んでる猫みたい。

聖堂を出て、今度は北に進みます。
目指すは、ここ↓。

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その名も「血の上の救世主教会」
皇帝暗殺現場に建てられたとはいえ、なんかオドロオドロしいネーミングです。

正面から見ると、こんな感じ。

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入場料を払って、中に入ってみた。
こっちは観光客が主流でした。

まずは外光ふりそそぐ天窓とシャンデリア。

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壁もびっちりモザイク画が埋め尽くしています。

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床から高い天井まで、ものすごく手の込んだものなんだけど.....
どうやっても一枚の写真には、収められません。

それと、パンフレットには「豪奢な内装」とか書いてありますが....
私には、「もろ肌脱いだ親分さんの、くりからもんもん(=刺青)風」に見えてしまいます。
この数日の、「豪華ボケ」のせいかな?

(39)アレクセイの面影・北欧の旅

そもそも私にとってのサンクトペテルブルクは、「アラベスク」のレニングラード・キーロフバレエ団の町で、「オルフェウスの窓」のアレクセイの町。
マイリンスキー劇場で「アラベスク」の世界に浸ったら、次はアレクセイの番。

というわけで、帰国前日の9月30日は「オルフェウスの窓」を感じながら、街歩きすることに決めました。

ルートは、こう。
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ホテルの朝ごはんをがっつり食べて、バスで旧海軍省近くまで移動です。
バスにも、すっかり慣れちゃった!

↓旧海軍省

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まずはネヴァ川を目指します。

罠にかけられたアレクセイが、蜂の巣になって沈んだ川だわ~~~


こういうところは、パノラマで撮っとこう。

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あ、怪僧ラスプーチンも、簀巻きにされて投げ込まれたし



そのままデカプリスト広場へ。

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帝政ロシアのコスプレみたいな人が二人。
「写真撮っていい??」って聞いたら、「金払え」だって!
ノーサンキューです。


近所の幼稚園の子供たちが、お散歩に来ています。
映画「第三の男」に出てきたみたいな銀杏並木。

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ベンチが隙間なく並んでいます。
とことこ歩いて、エルミタージュ美術館。
なんて自由人なわたし。

(37)本番前・北欧の旅

中高生時代、少女マンガが大好きだった私。
いわゆる「バレエ漫画」の名作も、いくつもありました。
山岸涼子の「アラベスク」や、有吉京子の「Swan」、槇村さとるの「ダンシング・ジェネレーション」等々。
豪華な衣装やトウシューズ、優雅なポーズ、ドラマティックなストーリー。
夢見る女子の必須アイテムでした。バレエ漫画。

有名なバレエの演目「レ・シルフィード」にショパンのワルツが使われていると聞いて、さっそく譜面を探して練習したり。

だから、サンクトペテルブルクに来る以上は、マリインスキー劇場のバレエがどうしても観たくて、チケットを手に入れた私です。

エルミタージュ美術館で、精も根も尽き果てた私ですが、バレエは別腹。
ホテルに一度戻って、今度はマリインスキー劇場に向かいます。
バスで、こんなコース。
路線バスに乗るのも3度目なので、ちょっと余裕の私です。

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会場1時間前に、現地到着です。軽く食事もしておきたいしね。

まずはこの劇場で、間違ってないですよね、とチケットを見せて劇場スタッフに確認。
ところが
「○△×※?#$~~~!」
ロシア語のわからない私でも、どうやら「違う」と言われてることがわかります。

え??? どゆこと??
もしかして、マリインスキー劇場の隣の、新館のほうかしらん??

まだ時間があるから、じゃ、そっちに行ってみよう。

ところがそっちでも同じような反応。
じゃ、どこよ、これ。

「..$○※..エルミタージュ...△×#.」

エルミタージュ、って....エルミタージュ劇場のチケットってこと?
(エルミタージュ美術館には、劇場もあります)
で、よく見たら、エルミタージュ美術館のチケットを見せていた私!

間違えた~~~~!

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上がエルミタージュ美術館、下がマリインスキー劇場。
エルミタージュのチケットをポケットに入れっぱなしなのが、いけないのね。
それにしても、ロシア語がまったく読めないのも、問題だわ~~~。

それと、帰りのバス停の場所を探しておこうと思ったのですが....
一向に見つかりません。
頼りのGoogleマップが指している場所は、バス停じゃないし。
ま、いっか。
バレエが終わったら、人の流れについていけば、何とかなるでしょ。

近くの中東系のファーストフード屋さんで、軽く夕食。
ここらへんは、あまり治安がよくないらしいので、外をうろうろするよりは、と入ったお店でしたが。
私が入ったときは誰もお客がいなかったのに、気がついたら怖そうなグループが。
わわ、急いで食べて、出よう!

と、そこに警官2人組みが食事に入ってきた。
おまわりさんがいる所だったら、まぁダイジョブか。

腹ごしらえもできて、いざ劇場へ。

で、ここでまた、やっちまった訳です。
エルミタージュ美術館のチケット出しちゃった!
そしてまた、「..$○※..エルミタージュ...△×#.」

と、すったもんだの後、なんとか劇場に入りまして。
まだ客席には入れないので、廊下をうろついていたら、クローク前が大混雑。
見れば、分厚いコートを脱いだり、靴を履き替えたり。

そして開場。
絢爛豪華な内装ですが、エルミタージュ帰りの私は、すでに豪華ボケ。
感覚が麻痺していて、それほどテンション上がらず。

私の席は、1階の中ほどの、舞台に向かって右寄り。
左に振り返ると、こんな景色です。

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左上のバルコニーは、ロイヤルボックス。
王室関係者の席らしいです。
今は、普通に売られているらしいですが。

客席はどんどん埋まっていきますが、みんなオシャレしてる!
分厚いコートと、長靴から、ドレス姿に変貌している。
12歳ぐらいの男の子も、白いシャツに蝶ネクタイ。

私はというと....毛玉のできたチュニック...
レースのジレで、ぎりぎりOK?? って格好でした。

(ついでに座っているお客の髪の毛も、まばゆい金色~~~)

私の席から、やや左前の様子がこれ。
右奥に見えるのが、舞台です。

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天井画も、華やか。

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写真を撮っていいのは、ここまで。
ベルが鳴って、いよいよ開演です。

(36)ぶっとびエルミタージュ後編・北欧の旅

エルミタージュ美術館は、豪華なだけでなく、お部屋がいっぱい。
部屋ごとに番号がついていて、部屋番号の入った見取り図は事前にもらっていました。
でも....

番号プレートは扉の上についていますが、天井が高いので、扉も高い。
番号プレートは、床から5mぐらい上なので、私の視力では見えません.....
ということは、当然ながら、「ここはどこ?? 私はだれ??」という事件が起きちゃいます。
Googleマップのエルミタージュ・館内版が必要ね。
しかも、見取り図上では隣り合っていても、そこは通れない....みたいな事情もからんできて。
ルート検索も、ほしい。

さらに、団体さんと一緒になると、かなり面倒。
見えないし、進まないし、やかましいし。
で、団体さんと別ルートにしよう、と思ったのですが。

エルミタージュの展示は時代順で国別なので、時代の流れに沿って効率よく鑑賞することができるようになっています。
でもそれは格好の団体さんルートだったりするわけで。
それをあえて、避けて歩いた結果.....

時代はバラバラ。
部屋番号も飛んでしまい、迷子になって彷徨うはめに。
そういうわけで、ダビンチもラファエロもレンブラントもすっ飛ばして、いきなり20世紀。

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マチスルーム。
美術音痴の私でも、知ってる絵だわ。
部屋じゅうマチスだらけの部屋が二つもある。

団体さんはここまでたどり着かないので、人が少なくてゆっくり鑑賞できます。

次の部屋は....
おぉ~~~~、これはピカソルームではないでしょうか???

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ピカソルームも2つ。
エルミタージュ美術館はピカソ作品を37点収蔵していて、「部屋じゅうピカソ」となると、有難みがデフレーション、暴落です。

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小学生も、至近距離で本物を鑑賞できます。

未だかつて、ピカソの絵の魅力を感じたことのない私ですが、今回、ついに出会ってしまいました。
マイ・ピカソ!

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ヴァイオリンなどの楽器のコラージュ。
f字孔や、胴のくびれ等々。
色のトーンも、好き。
難しいことはおいといて、好きなものに遭遇するって、シアワセよね~~~!

そしてまた迷子に。
あれ、もう3時。道理でお腹がすいたわけだ。
あと1時間ぐらいでここから出ないと、後がつかえてるんだったわ。

で、彷徨っていたら、ペルシアな感じの廊下に出ちゃった!

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あんまり時間がないけど、写真を撮らなきゃ。
で激写していたら、ファインダーの中をちょろちょろ動く影。
いきなりカメラの前に、顔がにゅ~~~~~~っ。
犯人は、この子!

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やんちゃ坊主を避けて写真を撮ろうとしたら、カメラの前から離れない。
2枚ほど撮ってあげたら、満足して走り去っていきました。

....ってそんなことをしている時間はないんだった。

豪華なシャンデリアも、横目でぱちり。
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大好きなくるりん階段も、大急ぎでぱちり。
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豪華なものがテンコ盛りすぎて、食傷気味。
誰もこのへんでは足を止めません。

(35)ぶっとびエルミタージュ前編・北欧の旅

エルミタージュ美術館の入場口は、長蛇の列です。
もっとも事前にネットでチケットを買ってあったので、チケット売り場には並ばなくてよかったんだけど....

事前にWebでチェックしたら、「個人で」「チケットを持っている」人は、待たずに入れるということでした。
でも夏休みみたいなピークのシーズンではないので、そういう入り口は常設されていない。
外国人は9割は団体客で、個人のE-Ticket利用者なんて、超少数派みたいだから。

入り口の係員に聞いたら、「あっちです」
あっちのスタッフに聞いたら、「そっちです」

あっちこっち、たらいまわしでウロウロウロウロ。
入館できるまでにかかった時間は、行列に並んだ人たちと、結局あんまり変わらなかったかも。

インフォメーションのお姉さん、少数派の日本人個人客の私に
「私(=お姉さん)の名前を、日本語で書いてください。ナターシャです。」
と話しかけてきました。
紙に「ナターシャ」って書いてあげたら、「ドミートリィも書いて」

そういえば以前プラハでも、「”チケット売り場は2階です”って日本語で書いて」って言われたことがあったなぁ。
ちょっとした文化交流?


ということでたどり着いたエントランスを通って、日本語オーディオガイドを借りて。
いきなりこの大階段。
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「大使の階段」
床から天井まで、全部ゴージャスなので、全部を一枚の写真に収めることはできず。
いちばん引いて撮って、これが限度。

黄金のホール。
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皇妃マリアの居室
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なんかもう、豪華で派手なものが、これでもかと目白押し。
そりゃ~~~革命も起きるよね。
ちょっとぐらいのバカラなシャンデリアでは、いまさら反応しなくなった私です。

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やさしい表情の聖母子像。

ちなみに今回のチケットは、写真撮影料が含まれています。
でもちょっとぐらいの名作や名画を、いちいち撮っていたのでは、1週間ぐらいはかかってしまいそう。
プロフィール

ibatomo

Author:ibatomo
♪最近、写真と旅行にはまっています。
デジカメがあると、知らない街歩きが100倍楽しい!
♪それから韓流ドラマ。ツッコミつつ、どっぷり見ます。
我ながら屈折してるわ。

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